2024年9月9日 / お役立ち情報 年金が変わります。社会保険の適用拡大!
今年(2024年)10月から「社会保険の適用拡大」となります。
これまでは、フルタイムの従業員数101人以上の会社にお勤めのかたが対象でしたが、今後は従業員51人以上の会社にお勤めで一定の要件を満たしているかたまで対象となります。実は2016年から社会保険対象は、一定の要件を満たせば短時間労働者、いわゆるパートやアルバイトのかたにも広がっています。
■要件は4つ
□週の所定労働時間が20時間以上30時間未満
□所定内賃金が月額8.8万円以上
※基本給及び諸手当を差します。ただし、通勤手当・残業代・賞与などは含みません。
□2か月を超える雇用の見込みがある。
□学生ではない
※休学中や夜間学生は加入対象です。
※すでに、2016年10月から従業員501人以上、2022年10月から従業員101人以上の勤め先で働くパート・アルバイトの方は社会保険の加入対象となっています。
そうは言っても、会社員の配偶者の方で扶養になっている方は、
社会保険に加入すると保険料を支払うことで手取りが減ってしまう!と
心配されているかと思います。
手取り額が減る人もいますけど、減らないように取組を行ってくれる会社もあるので、手取り額が減るか減らないかは人によって違います。
社会保険に加入すると便りになることも増えますね。
確かに、就業調整をするかたもいらっしゃいますけれども、パートやアルバイトのかたが負担する保険料に
相当する額の手当を支給したり、賃金アップをするなど、手取りの収入を減らさないための取組を行った会社に対して、
労働者1人当たり最大50万円の支援を行う制度もあるんです。
こうした制度を活用している会社にお勤めのかたであれば、手取り額を意識することなく働けますよね。
実際10月から社会保険に加入するかたは、それによってどれくらい手取り額が変わるのか、
加入したら将来受け取れる年金額がいくらになるのか、気になりますよね。
もっと詳しく知ることができる厚生労働省の「適用拡大特設サイト」があります。
このサイトをご覧いただくと、社会保険加入による保険料の支払など、手取り額の変化をシミュレーションできます。
また老後が心配!資産形成どうすれば良いの?
など気になっている方は、是非当店へご相談ください。