2023年6月12日 / お役立ち情報 三大疾病とはどんな病気?
三大疾病とは、日本人の死因の上位を占める「がん」、「心疾患」、「脳血管疾患」。この3つの病気を総称して「三大疾病」
と呼びます。
これらは日本人の死因のうち上位を占める病気です。
三大疾病の厄介なところは、入院や治療が長期に及ぶことが多く、医療費や介護費が高額になりがちな点が挙げられます。ケースによっては、医療費と介護費を合わせて数百万円にまで膨らむことさえあるようです。
日本人死亡率2021年データ
■がん(悪性新生物)・・・(26.5%)
■心疾患(急性心筋梗塞)・・・(14.9%)
■脳疾患(脳卒中)・・・(7.7%)
脳卒中には、脳の血管がつまる「脳梗塞」と脳の血管が破れる「脳出血」「くも膜下出血」があります。いずれも脳の一部に血液が行きわたらなくなり、その部位が壊死してしまう、という点は一緒です。
平均在院数(令和2年調べ)
厚生労働省の「令和2年9月中全国退院患者について」によると、三大疾病患者の平均在院日数は以下の通りです。
三大疾病の予防方法は?
三大疾病の予防のためには、具体的に以下のことに気をつけましょう。
・高カロリー、高コレステロールの食品を避ける
・甘いものの食べすぎ、早食い、暴飲暴食を避ける
・揚げ物を控え、油はなるべく酸化しにくいオリーブオイルや菜種油を使う
・塩分のとりすぎに注意する
・ビタミンCやビタミンE、カロチン、EPAやDHAなどの抗酸化作用がある食材を積極的にとる
・適度な有酸素運動を習慣化する
・ストレス解消の方法をたくさん見つけておき、ストレスをためないようにする
三大疾病保険の選び方
掛け捨ての保険を望まない人
途中で解約しても解約返戻金がある商品があります。三大疾病にかからなくても亡くなったり、高度障害になってしまっても保障が受けられます。掛け捨てが嫌で払込んだ保険料を無駄にしたくない方には有効ですが、掛け捨てではないのでその分保険料が割高になる点には注意が必要です。
割安に備えたい人
医療保険の特約として付加できます。掛け捨てが主なので、割安に加入が可能です。(保険会社によって支払い条件は違います。)
三大疾病保険の支払い条件は様々
疾病 | 支払いの条件 |
■がん (悪性新生物) |
責任開始前を含めて、初めて「所定のがん(悪性新生物)と診断確定」されたとき責任開始から90日以内に診断確定されたがんは対象外 |
■急性心筋梗塞 | (昔)急性心筋梗塞を発病し、初めて医師の診療を受けた日から「60日以上、労働の制限を必要とする状態(※)が継続」したと医師によって診断されたとき ※労働の制限を必要とする状態とは、軽い家事などの軽労働や事務等の座業はできても、それ以上の活動では制限を必要とする状態 (今)・1日以上の入院(日帰り)したとき、または公的医療保険の給付対象となる手術を受けた時。
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■脳卒中 | (昔)脳卒中のうち「脳出血・くも膜下出欠・脳梗塞」を発病し、初めて医師の診療を受けた日から「60日以上、所定の後遺症が継続」したと石によって診断された時
(今)・1日以上の入院(日帰り)したとき、または公的医療保険の給付対象となる手術を受けた時。 |
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