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2022年12月29日 / お役立ち情報 複利効果の凄さ!

 複利効果の凄さ!

 投資を勉強する上で必ず耳にする用語「複利」                              

長期投資・資産運用をするうえで、複利を活用しない手はない!と言われています。              

そんな複利効果の凄さ!についてご紹介します。

資産を倍にする「72の法則」

複利効果とは、運用で得た収益を当初の元本にプラスして再び投資することです。これにより、利益が利益を生み、ふくらんでいく効果が生まれます。
                                                                                                                                                    ※複利=元本と利息の合計額に利息がつくこと。


複利効果を表した「72の法則」をご存じでしょうか。

これは、〇%で複利運用をした際「何年後に資産が倍になるのか」を簡易的に計算できる、というものです。例えば、以下のように計算します。


もし、これが単利の場合ではどうでしょう。
                                                                                                                
100万円を3%で運用した場合、単利ですと毎年の収益は3万円。
資産を倍にする、つまり収益だけで100万円をためるためには、100万円÷3万円=約33年必要になります。                                         

一方、複利の場合は、72の法則のとおり24年で資産が倍になります。
複利効果により、9年早く資産が倍になる結果です。

 

「時間をかけること」でさらに高まる複利効果

次は複利効果を高める方法を見ていきましょう。
                                                                                            
将来に向けて「2,000万円」を貯めたいとします。
毎月必要となる積立金額はいくらになるか、積立期間が20年の場合と40年の場合を見てみましょう。

どちらも同じく年3%で運用したと仮定すると、
積立期間が40年の場合、
必要となる額は毎月22,000円、 元本の総額は1,056万円です。

一方、積立期間が20年の場合、
必要となる額は毎月62,000円、元本の総額は1,488万円です。

「運用期間が半分なら、積立額を倍にすればいいのでは」と思う方もいるかもしれませんが、
上記例では毎月の積立額を約4万円増やさないと、目標額に到達しません。

また、積立期間が40年の場合は1,000万円の元本で2,000万円の資産を作れていますが、
積立期間が20年の場合は、約1,500万円の元手が必要になっています。

これは、期間が長ければ長いほど「複利効果」による資産の伸びが大きくなるためです。

期間が短くなると「複利効果」による資産の伸びが小さくなるため、必要となる元本が増えます。
複利効果を活用するためには「なるべく早くはじめて長い時間をかける」ことが重要です。

資産運用における複利効果が大きいことがお分かりいただけたかと思います。
時間を味方につけて複利効果で資産を成長させていきましょう。

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