2025年4月14日 / お役立ち情報 収入保障保険とは
収入保障保険は死亡保険の1つです。「収入保障」という名前から、病気やケガで働けなくなったときに収入を補填できる保険とイメージしてしまうかもしれませんが、あくまでも死亡保険です。ただ、最近では「病気やケガで身体障がい状態や要介護状態になったとき」にも保障される特則がついたプラン等を選択できる商品も増えています。
収入保障保険は、保険期間の経過とともに保障が減少していく逓減型の死亡保険です。
加入直後は保障が大きく、年月が経つにつれだんだん保障が小さくなります。そのため一般的な定期保険に比べ保険料を抑えることができます。万一の時に遺された家族に必要な保障額は年々減少するため、合理的な保険と言えます。
収入保障保険のメリット
定期保険や終身保険と比較して、保険料を抑えて大きな保障を確保できます。
保険契約時の健康状態や喫煙歴の有無等、保険会社の指定する条件に該当する場合には、優良体保険料率といった割引された保険料率が適用される商品もあり、さらに割安になる可能性もあります。
また、子どもがいる家庭の場合、子どもが小さい時には将来かかる生活費や教育費等大きな保障が必要ですが、成長にともない、必要な保障額は減少していきます。
保険金を、お給料のように毎月一定額の年金や給付金を受け取るタイプなので、保険金としてまとまった金額を一度に受け取ることで、早いうちに使いすぎてしまい、足りなくなってしまうケースを防ぐこともできるため、保険金を計画的に使うことが出来ます。
収入保障保険のデメリット
解約返戻金がない掛け捨て型の保険であることが多く、保険期間が終了するまでに万一のことがなければ、支払った保険料は少しも戻りません。
保険期間の満了間近に万一のことが起こった場合、年金や給付金を受け取る期間が短くなるため、年金総額は少なくなります。合理的な仕組みではありますが、葬式代や相続対策等ある程度まとまったお金を残したい場合には不向きと言えます。
まとめ
子どもが小さい方や、自営業の方にはお勧めの商品です。
掛け捨て型の保険ですが、ライフステージに合った保障を保険料を抑えつつ確保できるのは合理的であり、大きなメリットと言えるでしょう。
保険選びで重要なのは、「今の自分に合った保障内容になっているか」です。
収入保障保険を万一に備えるための1つの手段として捉え、必要に応じて他の保険も検討しながら、自分に合った保険を上手に備えましょう。