総量規制対象外のカードローンを比較して解説

消費者金融でお金を借りる際、借入可能金額は年収の3分の1までと定められています。

それは総量規制と呼ばれる基準で2010年に施行された改正貸金業法により定められた制限です。

しかし、銀行のカードローンは改正貸金業法ではなく銀行法が適用されるため総量規制の影響を受けず借りられる見込みがあります。

それに加えて改正貸金業法の例外貸付に当てはまるローンサービスも銀行カードローン同様に年収の3分の1以上を借りられる可能性があります。

この記事では総量規制対象外のカードローンについて詳しく解説します。

こちらの記事で分かること
  • 総量規制対象外のカードローンは銀行カードローンの楽天銀行スーパーローンと三井住友銀行カードローンがおすすめ
  • 総量規制とは個人の借入額を年収の3分の1までに制限すること
  • 総量規制の対象となるのは消費者金融のカードローンとクレジットカードのキャッシング枠
  • 総量規制対象外のカードローン審査では収入証明書が必要になる場合も多い
  • 銀行カードローンの金利は低いが審査結果は最短でも翌日になる
  • 消費者金融の総量規制対象外カードローンは即日融資も可能な場合がある
  • 年収の3分の1を超える金額をカードローンで借りるためには銀行カードローンまたは銀行と貸金業者の例外貸付(おまとめローン、ビジネスローンなど)に該当するローンサービスの2種類しかない

銀行総量規制対象外のカードローンを利用するなら「楽天銀行」「三井住友銀行」がおすすめ

総量規制対象外のカードローンの中で銀行カードローンを利用したい場合は楽天銀行スーパーローンと三井住友銀行カードローンがおすすめです。

おすすめする理由としては楽天銀行も三井住友銀行もよく名前を耳にする大手の銀行でありカードローンを利用する上でも安心感があるからです。

楽天銀行はネット銀行、都市銀行でメガバンクの1つである三井住友銀行もSMBCダイレクトというインターネットバンキングシステムを採用しているため、どちらもWEBで銀行口座なしで申込が可能だからです。

また、カードレスでコンビニATMで24時間365日借り入れできるという手軽さもあります。

では、楽天銀行スーパーローンと三井住友銀行カードローンの特徴と審査にどのくらいの時間が掛かるのかを電話で調査した結果をそれぞれみていきましょう。

楽天銀行スーパーローン |新規入会で楽天ポイントが1,000ポイント付与もあり

楽天銀行スーパーローンはWeb完結申込も可能で、新規入会時に楽天ポイント口座に登録・申請することで楽天ポイントが1000ポイント付与されるお得なサービスもある銀行カードローンです。

消費者金融のカードローン金利は年3.0~18.0%であるのに対して楽天スーパーローンの金利は年1.9~14.5%と低く設定されているので銀行ならではの金利条件で借り入れをしたい方にはおすすめです。

楽天銀行スーパーローンはスマホでWebからいつでも申し込めるので楽天銀行口座をお持ちの方は特に利用を検討してほしいカードローンです。

楽天銀行スーパーローンの審査について

楽天銀行スーパーローンの審査時間ですが、公式サイトを参照すると「土、日、祝日が間に入る場合や申し込みの状況等により、数日間かかる場合もある」という内容が記載されています。

公式ページの記載に関して審査までの最短期間が曖昧だったので口座開設を含め新規申込ではどのぐらい時間が掛かるのかを電話で問い合わせてみたところ「長い場合は1週間程度かかる場合もあります。審査及び融資までの最短期間についての詳細はお答えできません」との回答でした。

ただし、楽天会員であればランクに応じて審査優遇を受けられる可能性もあると公式ページに記されているので楽天会員でカードローンを利用したいと考えている方は利用を検討してみて下さい。

また、楽天銀行に口座を持っている場合は楽天銀行スーパーローンの審査から融資までかなりスムーズに進みます。

融資は楽天銀行会員専用サイトのメンバーズデスクから申し込むことで365日24時間即時振込も可能です。

楽天銀行スーパーローンの 借り入れ・返済について

「ローソン銀行ATM」「イーネットATM」「セブン銀行ATM」といったコンビニATM、「イオン銀行」「三井住友銀行」「みずほ銀行」のATMでも平日・土日祝日問わず借入可能で手数料も掛かりません。

楽天銀行スーパーローンは、ほぼ24時間365日コンビニATMでも借入可能ですので急な出費があった場合でもかなり便利に利用できます。

手数料無料で借り入れできるATMの利用可能時間
ATM 平日 土曜日 日曜・祝日
ローソン銀行ATM0:05~23:450:05~23:450:05~23:45
イーネットATM0:05~23:450:05~23:450:05~23:45
セブン銀行ATM0:05~23:500:05~23:500:05~23:50
イオン銀行ATM0:05~23:450:05~23:450:05~23:45
三井住友銀行ATM0:10~23:450:10~23:450:10~21:00
みずほ銀行ATM0:05~23:450:05~22:008:00~21:00
出典:https://www.rakuten-bank.co.jp/loan/cardloan/atm/
楽天銀行スーパーローンの概要
カードローン名楽天銀行スーパーローン
利用対象者・20歳以上62歳以下の方
※パート・アルバイト・専業主婦(主夫)の方は60歳以下
・日本国内に居住している方(外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方)
・お勤めの方で毎月安定した定期収入のある方、または専業主婦の方
・楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社の保証を受けられる方
利用限度額10万~800万円(10万円単位)
実質年率年1.9~14.5%
使途原則自由(事業資金としての利用不可)
返済方式残高スライドリボルビング方式
遅延損害金19.9%
出典:https://www.rakuten-bank.co.jp/loan/syohin/outline.pdf

三井住友銀行カードローン | キャッシュカードがあれば借入もスムーズ

三井住友銀行カードローンの金利は楽天スーパーローンよりもさらに低い年1.5~14.5%に設定されています。

24時間Web申込を受け付けており融資まで来店無しのWeb完結で行えるので非常に便利です。

三井住友銀行カードローンの審査について

公式サイトでは三井住友銀行カードローンの審査時間については「最短翌日」である旨と「申込や審査が土日の場合は3~5日後」という内容が記されていますが、こちらも内容が曖昧でしたので審査時間について三井住友銀行に問い合わせました。

三井住友銀行カードローンにつてい基本的に公式サイト以上のことをお伝え出来ないとのことでしたが「平日は審査状況や混み具合にもよりますが最短即日融資も可能な場合があります。土日祝日は審査を行っていないため最短翌日は土日祝日には不可能です」との回答を得ました。

電話調査の結果、土日祝日以外の平日であれば三井住友銀行カードローンは最短で翌日融資もできる可能性があることが分かりました。

三井住友銀行の普通預金口座を持っている場合は三井住友銀行カードローン申込時の入力項目が少なく済みますし審査結果の通知があった後はキャッシュカードでいつでも借入可能です。

三井住友銀行カードローンの 借り入れ・返済について

借り入れは三井住友銀行ATMやコンビニATM(セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットATM)で平日土日祝日問わず365日手数料無料で可能です。

ただし日曜日の21時から月曜日の7時まではシステムメンテナンスが行われるため取引不可能となるので注意しましょう。

借入可能なATMの利用時間
ATM 借入・返済可能時間
三井住友銀行ATM7:00~24:00
コンビニATM0:00~24:00
出典:https://www.smbc.co.jp/kojin/cardloan/pdf/goriyou_guide.pdf
三井住友銀行カードローンの概要
カードローン名三井住友銀行【カードローン】
利用対象者・20歳以上69歳以下
・原則安定した収入のある方
・SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる方
利用限度額10万~800万円(1万円単位)
実質年率年1.5~14.5%
使途原則自由(事業資金としての利用不可)
返済方式残高スライドリボルビング方式
遅延損害金19.94%
出典:https://www.smbc.co.jp/kojin/cardloan/details/

総量規制とは借入額が年収の3分の1に制限されること

総量規制とは改正貸金業法の導入時に定められた個人の借入額の制限を指します。対象となるのは消費者金融からの借り入れです。

個人の過度な借り入れを抑制するために「借入額は年収の3分の1まで」と定められています。年収が300万円の人は100万円まで借りられるとイメージするとわかりやすいでしょう。

また、複数の消費者金融から借り入れを行う場合も、借入金額の合計は年収の3分の1以内と制限されるため、「1つの消費者金融につき年収の3分の1まで借りられる」という意味ではありません。

総量規制対象外となる借り入れは「銀行カードローン」や「クレジットカードのショッピング枠」などが該当する

総量規制の対象となるカードローンと対象外のカードローンについて詳しく解説します。

銀行カードローンの場合

銀行カードローンには「銀行法」が適用されるため、年収の3分の1以上の金額を借りられる可能性があります。

ただし、審査の結果、「申込時点の返済能力を踏まえた金額」を「融資可能額」として提示されるので、実際に年収の3分の1に近い金額を一度で借りるのは難しい場合がほとんどです。

また、地域金融機関の信用金庫には「信用金庫法」、労働組合や生協が運営する労働金庫には「労働金庫法」がそれぞれ適用されるので、総量規制の対象外となります。

クレジットカードの場合

クレジットカードには「ショッピング枠」と「キャッシング枠」が設けられています。

「ショッピング枠」は「割賦販売法」が適用されるため、総量規制の対象とはなりません。

しかし「キャッシング枠」は実際に顧客へお金を貸す形になるので総量規制の対象となり、年収の3分の1までの借り入れと制限されます。

総量規制対象のカードローンと対象外のカードローン
総量規制の対象 総量規制の対象外
・消費者金融のカードローン
・クレジットカードのキャッシング枠
・銀行カードローン
・クレジットカードのショッピング枠
・信用金庫
・労働金庫

総量規制対象外のカードローンでも収入証明書の提出が必要な場合もある

銀行の総量規制対象外のカードローンでは「1社で50万円以上の借入を行う場合」に収入証明書の提出が必要です。

ちなみに消費者金融の場合、「50万円以上の借り入れを行う場合」「複数社の借入分も合計して、新たに100万円以上の借入を行う場合」に収入証明書の提出が求められます。

自分が申し込むカードローンは収入証明書が必要な借り入れかどうか?申し込む前に確認して必要書類を準備しておきましょう。

メガバンクや代表的なネットバンクなどの銀行カードローンで必要となる書類を以下にまとめました。

銀行カードローンで提出する収入証明書一覧
  • 源泉徴収票:直近のもの
  • 支払調書:直近のもの
  • 給与の支払明細書:直近2ヶ月以上のもの
  • 確定申告書:直近のもの
  • 青色申告決算書:直近のもの
  • 収支内訳書:直近のもの
  • 納税通知書:直近のもの
  • 納税証明書:直近のもの
  • 所得証明書:直近のもの
  • 年金証書年金通知書:直近のもの
銀行カードローンに必要な書類
カードローン名 必要となる収入証明書類
楽天銀行スーパーローン50万円以上の借入時、いずれか1点
・源泉徴収票
・課税証明書(所得証明書)
※収入・所得額の記載があるもの・給与明細書のいずれかの写し
※自営業の場合、課税証明書のみ
出典:https://www.rakuten-bank.co.jp/loan/syohin/outline.pdf
三井住友銀行カードローン50万円以上の借入時、いずれか1点
・源泉徴収票
・税額通知表所得証明書
・確定申告書
・給与明細書
出典:https://www.smbc.co.jp/kojin/cardloan/order/
バンクイック50万円以上の借入時、いずれか1点
・源泉徴収票
・住民税決定通知書
・納税証明書その1・その2(個人事業者の方)
・確定申告書第1表・第2表
※追加で書類提出求める場合有
出典:https://www.bk.mufg.jp/kariru/card/banquic/moushikomi.html?banner_id=b405352
みずほ銀行カードローン50万円以上の借入時、いずれか1点
・源泉徴収票
・住民税決定通知書または課税証明書
・納税証明書(その1・その2)
出典:https://www.mizuhobank.co.jp/retail/products/loan/card/index.html
りそな銀行カードローン50万円以上の借入時、いずれか1点
※給与所得者の場合
・住民税決定通知書(最新のもの)
・課税証明書(最新のもの)
※ 自営の方・確定申告をしている方の場合
・課税証明書(最新のもの)
出典:https://www.resonabank.co.jp/kojin/loan/shorui.html#sec03

銀行カードローンの審査は消費者金融よりも厳しい

総量規制対象外の借り入れができる銀行カードローンですが、銀行独自の審査基準を設けていることや警視庁データベースへの照会を行うため、審査は消費者金融よりも厳しいと言われています。

銀行と消費者金融のカードローンでは適用される法律や指定情報機関が異なるほか、審査完了から融資されるまでの時間、審査内容に違いがあります。

銀行カードローンの審査基準が強化されるきっかけとなったのは2016年の、顧客の過剰借り入れによる「多重債務問題」です。

返済能力を超えた借り入れにより借金を抱える人が増えたことを受け、一般社団法人全国銀行協会は2017年3月16日に「銀行による消費者向け貸付けに係る申し合わせ」といった「宣伝広告の制限・審査態勢の整備」などの方針を発表し、すべての銀行で審査態勢が強化されました。

また、2018年1月から銀行カードローンの審査は「警視庁データベース照会」を行っています。

これは暴力団関係者への融資を阻止するために採用されましたが、照会には数日かかるため、結果、銀行カードローンの即日融資は不可能となりました。

つまり銀行カードローンは融資までに時間がかかるだけでなく、より審査を厳格に行うようになりました。

しかし、銀行カードローンは総量規制の対象外であり、金利も消費者金融より低いというメリットがあるため、総量規制対象外の借り入れを希望している方であれば、銀行カードローンを検討しましょう。

銀行カードローンと消費者金融カードローンの審査の違いは以下の通りです。

カードローンの審査について
銀行カードローンの審査 消費者金融カードローンの審査
・審査結果は最短でも翌日、融資は翌日以降
・「銀行法」適用、総量規制の対象外
・保証会社の保証が受けられなければならない
・審査の際に利用する信用情報機関は「全国銀行個人信用情報センター」
※「株式会社日本信用情報機構(JICC)」、
「株式会社シー・アイ・シー(CIC)」を利用する場合も有り
・審査と融資も最短即日で可能な場合有り
・「改正貸金業法」適用
・総量規制の対象
・保証会社や担保は原則不要の所が多い
・審査の際に利用する信用情報機関は、
「株式会社日本信用情報機構(JICC)」と「株式会社シー・アイ・シー(CIC)」

年収の3分の1を超える金額をカードローンで借りたい場合の対処法は2パターン

年収の3分の1を超える大きな金額をカードローンで借りたい場合、対処方法は「銀行カードローンを利用する」「おまとめローンやビジネスローンに代表される例外貸付を利用する」の2パターンです。

一つは前述した総量規制の対象外である「銀行カードローン」を利用する方法です。

もう一つは「例外貸付」と呼ばれる「おまとめローン」や「ビジネスローン」といったローンサービスを利用する方法です。

では「銀行カードローン」と「例外貸付」の詳細について1つずつ解説していきます。

総量規制対象外の銀行カードローンを利用する

銀行カードローンであれば、総量規制対象外の借り入れができます。

では、どんな銀行カードローンがあるのか?知名度の高いメガバンクやネットバンクを中心に、各カードローンの特徴を表にまとめてみました。

下記の銀行カードローンであれば申し込みから契約までWebで完結できるだけでなく、「金利の低さ」に加え、「銀行から借りる安心感」などから利用者が多い銀行カードローンです。

大手銀行カードローン一覧
カードローン名 利用対象者 利用限度額 実質年率 口座無で申込※ Web完結可否(○×) 最短融資スピード
三菱UFJ銀行バンクイック・20歳以上65歳以下
・日本国内に居住している方
・アコムの保証を受けられる方
・原則安定した収入がある方
※外国人の場合永住許可を受けている方
10万~500万円年1.8~14.6%翌日
みずほ銀行カードローン・20歳以上満 65歳以下の方 
・安定かつ継続した収入の見込める方
・保証会社の保証を受けられる方
※ 外国人の場合、永住許可を受けている方
10万~800万円年2.0~14.0%翌日
三井住友銀行カードローン・20歳以上69歳以下
・原則安定した収入のある方
・SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる方
10万~800万円年1.5~14.5%翌日
りそな銀行カードローン・日本国内在住20歳以上65歳以下の方
・継続安定した収入のある方
※継続安定した収入があればパート・アルバイトも可能
※学生・専業主婦・主夫の方は不可
・当社所定の保証会社の保証を受けられる方
10万~800万円年3.5~13.5%翌日
楽天銀行スーパーローン・20歳以上62歳以下の方
※パート・アルバイト・専業主婦(主夫)の方は60歳以下
・日本国内に居住している方(外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方)
・お勤めの方で毎月安定した定期収入のある方、または専業主婦の方
・楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社の保証を受けられる方
10万~800万円年1.9~14.5%翌日
※お申し込みまではWebで完結

おまとめローンに代表される「例外貸付」のローンサービス

「例外貸付」とは、審査の結果金融機関が例外的に認めた貸付のことを指します。代表的なものは「おまとめローン」が挙げられます。

その他にも「緊急時の高額な費用の貸付」や「配偶者貸付」「個人事業主向け貸付」なども「例外貸付」に該当します。

銀行や消費者金融での審査の結果「返済能力に問題がない」「緊急性が高い」と判断されると「例外貸付」の利用が可能となります。

「例外貸付」で年収の3分の1を超えた借り入れを行った場合は、返済が完了するまで新たにカードローンでの借り入れができません。

「例外貸付」には「借り換えローン」もありますが「おまとめローン」とは異なります。

借り換えローンとおまとめローンの違い
商品名 借り換えローン おまとめローン
商品内容・ある会社で借りたローンを、
別の会社のローンで返済すること
・「借り換え専用商品」として利用し、
他社のローンを返済すること
・「おまとめ専用商品」を利用して、
複数他社のローンを1つにまとめて返済すること
総量規制対象外対象外
例外貸付の種類と詳細
  • おまとめローン:顧客に一方的に有利になる借換、段階的に借入残高を減少させるための借換
  • 緊急の医療費:本人/本人と同居する家族が対象
  • 緊急時の高額な資金の貸付:【条件】10万円以内で返済期間3ヶ月以内
  • 配偶者貸付:配偶者と合わせて年収の3分の1の貸付が可能
  • 個人事業主に対する貸付
  • 新規事業を展開する個人事業主に対する貸付
  • 「つなぎ資金」:金融機関から貸付が行われるまでの期間
    【条件】①貸付が確実だと証明できる場合、②返済期間が1ヶ月を超えないこと

総量規制対象外で借りられる銀行のおまとめローン・フリーローン・カードローンを解説

銀行のおまとめローンには「おまとめ専用商品」「フリーローン」「カードローン」の3パターンがあります。

「おまとめ専用商品」はおまとめ以外の用途では使用できませんがフリーローンは「使途は自由で、他社の借り換えも認めている」というローンです。

どちらも1回のみの借り入れで借りた金額を毎月一定金額ずつ返済していく商品です。

カードローンは本来おまとめローンとしては利用しませんが使途自由なのでおまとめローンとして活用できる場合があります。

銀行によっては公式ページや商品説明欄に「おまとめローンとして利用可能」と書いてあります。

東京スター銀行のように商品として「おまとめ専用ローン」を提供している銀行もありますが、りそな銀行のように使途自由のフリーローンの中で他社の借り換えも可能としている場合もあります。

下記表で紹介しているカードローンは公式ページにおまとめローンとして利用可能と公式ページに記載されています。

カードローンは「利用限度額の範囲内なら何度でも借り入れられる」という特徴があるため「他社借り入れをまとめて返済していきたい」というおまとめローンの目的には合っていません。

他社借り換え以外の目的でもお金を借りてしまった場合は返済金額がどんどん大きくなり、おまとめした意味がなくなってしまいます。

カードローンをおまとめローンとして利用する場合は「他社借り換え後に利用限度額に余裕があったとしても、他の借入は行わない」という意思を持つようにしましょう。

WEBで申込から融資まで全国対応可能な「おまとめ専用ローン」と「フリーローン」を下記表で紹介します。

銀行おまとめローンの種類
おまとめ専用借入は一度だけおまとめ以外の用途では使用不可
フリーローン借入は一度だけ使途は自由だが、他社の借り換えもOK
カードローン・利用限度額の範囲内なら何度でも借入可能おまとめローンではないが、
使途自由でおまとめローンとして活用も可能
・銀行によっては公式ページでおまとめローン利用可能な旨が書かれている
参考:https://www.eloan.co.jp/omatome/times/kininaru/5/
WEBで申込から融資まで全国対応可能な「おまとめ専用ローン」と「フリーローン」
銀行名(商品名) 東京スター銀行スターワン乗り換えローン りそな銀行フリーローン 住信SBIネット銀行目的ローン(フリーローン)
利用対象者・20歳以上64歳以下の方
・給与所得者で年収200万円以上の方
・株式会社東京スター・ビジネス・ファイナンスの保証が受けられる方
・日本国内在住の方20歳以上65歳以下の方
・安定し継続した収入のある方
※学生の・専業主婦(主夫)の方は不可
・保証会社の保証を受けられる方
・20歳以上69歳以下の方
・安定し継続した収入のある方
・日本国内在住の方
・株式会社ジャックスの保証を受けられる方
利用限度額30万~1,000万円10万~500万円10万~1,000万円
実質年率年9.8%、12.5%、14.6%のいずれか年6.0%・9.0%・12.0%・14.0%年3.775~12.0%
使途おまとめ対象は金融機関
※銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫
・農業協同組合・信販会社・カード会社
・消費者金融会社等)のローン
健全な消費性資金
※事業性資金は不可
原則自由
※事業性資金は不可
返済方式元利均等返済方式元利均等返済方式元利均等返済方式
遅延損害金14.6%14.0%14.0%
使途自由で他社借入のおまとめが可能な銀行カードローン
銀行名(商品名) 楽天銀行スーパーローン 三井住友銀行カードローン 三菱UFJ銀行バンクイック みずほ銀行カードローン
利用対象者

・20歳以上62歳以下の方
※パート・アルバイト・専業主婦(主夫)の方は60歳以下
・日本国内に居住している方
※外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方
・毎月安定した定期収入のある方、または専業主婦(主夫)の方
・楽天カード株式会社、
またはSMBCファイナンスサービス株式会社の保証を受けられる方
・20歳以上69歳以下
・原則安定した収入のある方
・SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる方
・20歳以上65歳以下
・日本国内に居住している方
・アコムの保証を受けられる方
・原則安定した収入がある方
※外国人の場合永住許可を受けている方
・20歳以上満65歳以下の方 
・安定かつ継続した収入の見込める方
・保証会社の保証を受けられる方
※外国人の場合、永住許可を受けている方
利用限度額10万~800万円10万~800万円10万~500万円10万~800万円
実質年率年1.9~14.5%年1.5~14.5%年1.8~14.6%年2.0~14.0%
返済方式残高スライドリボルビング返済方式残高スライド元利定額方式残高スライドリボルビング方式残高スライド方式
遅延損害金19.9%19.94%保証会社の保証料を含む遅延損害金年率により、
1年を365日として日割り計算した金額
19.9%

総量規制対象外で借りられる消費者金融の「おまとめローン」

消費者金融の「おまとめローン」も総量規制対象外の「例外貸付」に当てはまります。

消費者金融の「おまとめローン」とは、基本的に消費者金融からの借り入れを1つにまとめる商品を指します。

すでに複数の消費者金融から借り入れをしている場合、おまとめローンを利用することで、金利が下がる、毎月の返済額が軽減できる上に、返済日もまとめることができます。

また、おまとめローンを利用した場合、通常のカードローンのように利用限度額内で何度も借り入れできないため、返済に集中できます。

プロミスやアコムのおまとめローンでは消費者金融からの借入がおまとめの対象ですが、アイフルのおまとめローンは消費者金融からの借入だけではなく「銀行系、信販系カードローンからの借入」もおまとめできます。

金利もプロミス・アコムよりもアイフルおまとめローンの方が低く設定されているので、おまとめローンで迷っている方はまずアイフルの【おまとめMAX】の利用をおすすめします。

大手消費者金融のおまとめローン
消費者金融名(商品名) アイフル【おまとめMAX】 アイフル【かりかえMAX】 プロミス【おまとめローン】 アコム 【借換え専用ローン】
利用対象者・アイフルを利用中、または過去に利用歴がある方
・20歳以上69歳以下の方定期的な収入と返済能力がある方
・アイフルの利用が初めての方
・20歳以上69歳以下の方
・定期的な収入と返済能力がある方
・20歳以上69歳以下
・安定した収入と返済能力がある方
・安定した収入と返済能力がある方
利用限度額1万~800万円1万~800万円1万~300万円1万~300万円
実質年率年3.0~17.5%年3.0~17.5%年6.3~17.8%年7.7~18.0%
おまとめ対象アイフルおよび他社借入金の借換銀行系、信販系、消費者金融系他社借入金の借換銀行系、信販系、消費者金融系消費者金融からの借入消費者金融からの借入
返済期間(回数)最長10年(120回)最長10年(120回)最長10年(120回)最長13年7ヶ月(2~162回)
返済方式元利定額返済方式元利定額返済方式元利定額返済方式元利定額返済方式
遅延損害金20.0%20.0%20.0%20.0%

個人事業者なら「ビジネスローン」も活用できる

総量規制対象外の「例外貸付」にあたるビジネスローンでは事業資金として年収の3分の1以上のお金を借りられる可能性があります。

個人事業者の方で「なるべく早く事業資金を借り入れたい」という場合は消費者金融のビジネスローンも活用しましょう。

しかし、アイフルの事業サポートプランのみ審査結果が翌日以降の通知となります。

アイフルビジネスファイナンスのビジネスローンは1000万円まで即日融資してくれる可能性もあるため、急ぎで事業資金を工面したい場合はアイフルビジネスファイナンスに相談してみましょう。

プロミスとアコムについては事業資金のみとしての利用だけではなく生計費の利用も可能なので「事業資金と生計費、両方必要!」という方はプロミスやアコムのビジネスローンの利用をおすすめします。

大手消費者金融のビジネスローン
消費者金融名(商品名) プロミス【自営業者カードローン】 アイフル
【事業サポートプラン】
アイフルビジネスファイナンス
【ビジネスローン】
アコム
【ビジネスサポートカードローン】
利用対象者20歳以上65歳以下の自営者の方20歳以上69歳以下の個人事業主の方・法人は20歳以上75歳以下
・ 個人事業主は20歳以上69歳以下の方
業歴1年以上の個人事業主の方
使途生計費および事業費事業資金事業資金自由
利用限度額1万~300万円1万~500万円50万~1000万円1万~300万円
実質年率年6.3~17.8%年3.0~18.0%年3.1~18.0%年12.0~18.0%
融資までの時間最短即日融資も可能最短翌日最短即日融資も可能最短即日融資も可能
返済期間(回数)最長6年9ヶ月(1~80回)最長10年(120回)・元利均等返済の場合:最長5年(60回以内)
・元金一括返済の場合:最長1年(12回以内)
最長8年7ヶ月(1~89回)
返済方式残高スライド元利定額返済方式・残高スライド元利定額返済方式
・元利定額返済方式元金一括返済方式
元利均等返済方式元金一括返済定率リボルビング方式
遅延損害金20.0%20.0%20.0%20.0%

個人事業者が金額上限なく借り入れするには提出書類と返済能力が問われる

金融庁が2010年に発表した「借り手の目線に立った10の方策」によると「個人事業者は事業者として金額上限なく借入可能」の旨が記されています。

個人事業者が金額上限なく借り入れするには借入計画書または書面の提出が必要です。

借入計画書は100万円以上を借り入れる場合に提出するもので「事業計画」「収支契約」「資金繰り」をA4用紙1枚分のフォーマットをもとに作成します。

100万円以下を借り入れる場合、借入計画書ではなく「事業、収支、資金繰りの状況が確認できる書類」の提出が求められます。

これらを提出した上で審査を受けて「返済能力がある」と判断されると融資を受けられます。

また、個人事業者が教育費や娯楽などの「消費者としての資金使途」の借入を行いたい場合は事業所得のうち年収と認められる金額の3分の1まで借入可能です。

この場合は年収を算出するために借入計画書の他に確定申告書など事業所得に関する証明書の提出も必要となります。

消費者金融のおまとめローンやビジネスローンは即日融資可能なのか調査

インターネット上では「消費者金融のおまとめローンやビジネスローンは、銀行系カードローンとは異なり即日融資も可能」と記されることも多いです。

実際のところ総量規制対象外の商品の即日融資は可能なのか、2021年7月2日時点でプロミス・アイフル・アイフルビジネスファイナンス・アコムの4社の公式サイトを調査して記載が無い場合は電話で問い合わせを行いました。その時得た回答を簡潔に以下にまとめます。

下記の回答から「総量規制対象外のカードローンは消費者金融なら即日融資も可能な場合がある」と言えるでしょう。

銀行カードローンは最短でも翌日の融資なので「なるべく早く融資を受けたい」という方は消費者金融のカードローンをおすすめします。

総量規制対象外商品の即日融資に関して
消費者金融名 公式サイト記載有無(ある場合記載内容表記) おまとめローン即日融資可否(○×) ビジネスローン即日融資可否(○×)
プロミス×
(最短翌日)
アイフル
※最短でも翌日
出典:https://www.aiful.co.jp/faq/products/detail98/
×
(最短翌日)
×
(最短翌日)
アイフルビジネスファイナンス
※ビジネスローンのみ
最短即日
出典:https://www.aiful-bf.co.jp/faq/

(18時以降は翌日)
アコム
※最短即日
出典:https://www.acom.co.jp/faq/127/

(審査状況によっては翌日)

(審査状況によっては翌日)
※公式サイトは2021年7月2日確認時点のもの。
各消費者金融の審査時間、対応状況(電話調査)
調査した消費者金融 調査結果
プロミスおまとめローン、ビジネスローンともに最短即日融資も可能だが、
通常のカードローン審査よりは時間がかかるため、審査結果は翌日になる可能性もある。
アイフル公式サイトにも記載している通り、ビジネスローンは最短でも翌日。
おまとめローンも基本的に「翌日」。
審査結果のみ当日中にお伝えし、契約は後日という場合もあるため申込内容によるとしか答えられない。
アイフルビジネスファイナンス即日審査および融資も可能だが、18時以降や混雑時に申し込んだ場合、
審査結果は翌日以降。
アコム通常カードローンより審査に時間がかかるので30分での審査は難しい。
具体的にどのくらい時間がかかるとは明言できないが、最短即日融資が可能な場合もある。

総量規制対象外のカードローンは銀行や正規の貸金業者で借りよう

総量規制対象外のカードローンは通常のカードローン審査よりも審査に時間が掛かりますが早くお金を借りたいからといってヤミ金に手を出すのは絶対にやめましょう。

ヤミ金は違法とされる20%以上の高金利で貸し付けを行う場合もありますし貸金業法では本来禁止されている取り立て行為を行う業者も存在します。

一度、ヤミ金業者に個人情報が渡れば他の悪徳業者からダイレクトメールや電話でしつこい勧誘があるだけでなく恐喝を受けるケースもあります。

「聞いたことない貸金業者だな」「なんか怪しいな」と思った場合は利用しないのが一番ですが金融庁の登録貸金業者情報検索サービスや日本貸金業協会のヤミ金(悪質業者)の検索で検索をかけて正規の消費者金融かどうか調べてみましょう。

総量規制対象外のカードローンを利用する際は必ず銀行のカードローンか金融庁に登録された正規の消費者金融から借入を行うようにしましょう。

タイトルとURLをコピーしました