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2019年9月30日 / お役立ち情報 先進医療の現状

 先進医療の現状

1.先進医療について

1-1.先進医療の種類

先進医療の技術料は健康保険の対象外のため、全額自己負担となる高額な治療です。
先進医療と聞くと、最先端のガンの治療を思い浮かべる方が多いかと思いますが、
実際にはがんに限らず、高度の技術を要する外科療法や放射線療法、移植、再生療法
抗がん剤などの薬物療法、自己細胞を用いた免疫療法など、さまざまな治療があります。
また、治療だけでなく、検査や診断でも先進医療になっているものもあります。

1-2.現在の先進医療

先進医療として扱われるものは1年ごとに見直しが行われていて、最新の情報は厚生労働省のホームページに掲載されています。令和元年9月1日現在で88種類の先進医療があります。

2.どんな先進医療がうけられている?

2-1.最も多く受けられている治療法とは

最も多いのは、白内障の手術です。特徴は、白内障と同時に老眼も治療できる点です。
先進医療に認定されている治療の中でも一番多くの医療機関があります。
茨城の場合は、16の医療機関があります。

2-2.今後の見通し

最近では白内障の手術を受ける人が多いため、将来的に先進医療の給付対象から外されてしまう
ということも考えられますが、先進医療特約を終身タイプで加入していれば、加入したときのルールが
守られるので支払い対象から外されることはありません。

先進医療技術の年間実施件数ランキング

出典:厚生労働省・先進医療会議「平成29年度実績報告(平成28年7月1日~平成29年6月30日)」

3.先進医療をうけるには

3-1.手続き

先進医療は治療法の選択肢の一つとして選ぶもので、患者が希望し、医師がその必要性と合理性を
認めた場合に行われます。まずは担当医と相談し、紹介状を書いてもらうのが一般的です。
医療機関は事前に治療内容や必要な費用などについて、患者に十分な説明を行い、同意を得ることに
なっています。患者は理解し納得したうえで、同意書に署名して治療を受けます。

3-2.治療費の支払い

治療費の支払い方法は、保険会社から病院に直接支払われる場合や、患者側が立て替えておいて
後から保険会社に請求するなど、保険会社や治療法によっても変わってくるため、先進医療を
受ける場合には、事前に保険会社へ確認をする必要があります。

先進医療保障が必要かは、自分が将来なるかもしれない病気と、それが先進医療の対象となるのか、先進医療保障をうけることで安心できるかを考えてみることが大切です。先進医療で高額になるのは、一生のうち罹患率が高いがん及び白内障の先進医療です。これらの病気の治療は、保険診療だと痛みを伴う治療が多いため、高度で痛みを伴わない治療を選ぶためには高額になるため、先進医療保障は必要です。月々の保険料が200円前後で加入できる先進医療を検討されてみてはいかがでしょうか。

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