2019年1月21日 / お役立ち情報 100歳まで元気に生きる!!
1. 人生100年時代到来
「人生100年時代」最近よく目にし、耳にしています。
日本は長寿の国。WHOの世界の長寿ランキングでも一位なのが日本です。昨年、ギネスに載った方も日本人の112歳の男性でした。ところで、日本には100歳以上の方がどのくらいいらっしゃるかご存知ですか?なんと約7万人!過去最高とのことです。このように100歳を超えて生きる人が珍しくない時代がやってきました。
100歳まで生きる、ということは、寿命が伸びて幸せなこと。その一方で「何歳まで生きるの?自分の将来はどうなるの?お金は足りるの?」と、不安の声も聞こえてきそうです。
高齢になってからの不安とは、自分のことが自分では出来なくなってしまうのでは?ずっと健康でいられるの?という要因があるのではないでしょうか。
2. 平均寿命と健康寿命
「平均寿命と健康寿命」、これらの言葉を聞いたことがありますか?こちらも最近よく耳にする言葉かと思います。
「平均寿命」はその年に生まれた人が何歳まで生きられるかを示したものです。
「健康寿命」は平均寿命から介護などを受ける年数を差し引いたもので「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されています。
グラフをご覧ください。
2016年、男性の平均寿命は80.98歳、健康寿命は72.14歳。女性の平均寿命は87.14歳、健康寿命は74.79歳。この差は男性で8.84年、女性で12.35年でした。
平均寿命と健康寿命の差が拡大すると、健康上の問題だけでなく、医療費や介護費など家計への影響がありそうです。寿命を延ばすだけでなく、健康に生活できる期間を延ばすことが大切になります。
3. 長生きはリスク?
例えば、私たちの一生が100年になるとどのようなことが起こるのでしょうか。
60歳で定年したとしたら、そこから先まで40年。20歳で社会人になって定年するのと同じ年数が続くということになります。余暇として過ごすには、少し現実的ではない気がします。金銭的に大変になり、生活が苦しくなると、生きがいにも影響がありそうですね。
生活の質を低下させずに、医療費や介護費など、社会保障の負担を減らすことが求められています。今から日常生活を見直した方がいいかもしれません。喫煙や暴飲暴食をやめるなどの生活習慣の改善や、運動をしてストレスを減らすなど身近なことから改善していけるといいですね。少しでも、継続することが一番大切です。ずっと健康で、ずっと長生き、これが理想ですよね。
4. 人生設計を見直そう
以前は、人生80年時代と言われていたように思いますが、今は100年時代!!
100年時代に備えての人生設計を考えてみましょう。
日本には老齢年金がありますが、厚生労働省が発表している年金モデルを見てみると、現役時代に会社員だった夫と、専業主婦の2人暮らしの高齢者が受け取っている年金額は、夫婦合わせて月23万円となっています。一方で、2人世帯の平均的な生活費は月28万円と言われていますから、65歳から年金生活が始まったとして、毎月5万円ずつの赤字が続いていくということになります。健康とお金はセットで、今から備えていくしかありません。
将来に向けて、どう備えていきますか?
人生設計なんてなんとなく考えていたとか、なんとかなるか、とぼんやりされていた方、これからしっかり考えていきましょう。保険に関するアレコレ、相続など心配事は、是非お近くのネクサスの保険と相続の相談窓口へ!!ご来店お待ちしております。