2014年4月28日 / お役立ち情報 ガン治療の種類
こんにちは。水戸店 田口です。
桜はほとんど散ってしまいましたが、急に暖かくなり過ごしやすい時期になりましたね。
今回は、知っているようで知らない「ガン」について少しだけお話します。
ここ30年以上、日本人の死因の第1位はガンなのです。
一生のうち、2人に1人がガンにかかるといわれるほど、ガンは身近な病気となっています。
お客様の医療保険についてご相談をしていると、時々「私はガン家系ではないのでガンにはならないのでガン保険は必要ない。」と仰られるお客様をお見受けします。
ガンの要因は、遺伝子よりもたばこや食事、運動、飲酒など、生活習慣による影響が大きいと言われています。ガンの一番の予防法は生活習慣の改善ですが、どんなに健康な生活を心がけていても、ガンを100パーセント防ぐことは困難です。
ガンになるかならないかは運によるところもあり、ガンは誰もがかかりうる病気だと認識することが大切だと思います。
ガンというと不治の病で治らないイメージをもっていらっしゃるかたも多いのではないのでしょうか?
ひと昔前はガンはあきらめざるを得ない病気でしたが、医学の進歩により検査・治療技術が向上し、早期発見・治療で完治をのぞめるようになりました。
では、そのガンの治療についてですが、ガン治療には、手術・放射線治療・化学療法(抗がん剤治療)という3つの柱があります。ガンの完治には、これらをうまく組み合わせることが必要です。
①【手術】は、ある臓器にとどまっているガンとまわりのリンパ腺をメスで切り取る治療法です。ガン細胞を完全に切除できれば、ガンは完治することになります。ただし、切り取った部分以外にもガン細胞が存在すれば、再発の可能性が残ります。
②【放射線治療】は、臓器にできたガンにだけ、あるいは、予防的にそのまわりのリンパ腺などをふくめて放射線をかける治療法です。ある決まった範囲にだけ影響を与えるので、手術と同じ局所療法です。
③【化学療法(抗がん剤治療)】は、抗がん剤などの化学物質を点滴や飲み薬の形で投与するもので、化学物質が全身にいきわたる点で、手術や放射線治療と異なります。
全身に転移がある状況では、理屈上、唯一効果のある治療法です。しかし、ほとんどのガンで完治するためには、局所治療である手術か放射線治療か、どちらかが必要です。
その他にも、最先端のガン治療には、手術用ロボットを医師が遠隔操作して手術を行う「ロボット支援手術」、ガン細胞だけが持つ特徴を分子レベルで捉えて狙い撃つ「分子標的薬による治療」、メスは使わずガン病巣のみをピンポイントで破壊する「重粒子線・陽子線治療」、自らの免疫細胞を体外で強化し、体内に戻してガンと闘う「がん免疫療法」があります。
重粒子線・陽子線治療、がん免疫療法は先進医療になり、費用は重粒子線・陽子線治療が平均で約300万円、ガン免疫療法は平均で約130万円かかります。先進医療の費用は全額自己負担になる治療です。
ガンの治療は、再発予防の治療や経過観察を含めると数年以上の長期間におよび、その分お金もかかります。
治療法の選択肢を挟めず、治療に専念するためにも、しっかりとした経済的な備えが必要ですね。
保険クリニックでは保険会社各社のガン保険をお取扱しています。
各社ガン保険について詳しくご説明させて頂きますので、是非お気軽に保険クリニックまでご来店下さい。