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2015年8月11日 / お役立ち情報 知っておくべき!相続の基礎知識

こんにちは☆

鹿嶋店の前島です。

前回のブログで、岡本さんが相続税の基礎控除について触れていましたが、

「うちは相続税がかかるほど資産がないから大丈夫」と思われた方もいらっしゃるのでは?

でも、本当にそうでしょうか?

「親が遺してくれたのは自宅だけだった。兄妹三人でどうやって分けよう?」

「兄だけ親からマイホーム資金の援助を受けていた!遺産を三等分したら不公平な気がする!」

「今まで一生懸命介護してきたんだから、他の兄妹より遺産をたくさんもらうのが当然だ!」

このようなことは起こりえそうですよね?

遺産の多い、少ないに関わらず、相続トラブルは相続人同士の不公平感がきっかけとなることが多いようです。

相続争いは、家族みんなを不幸にします。

それまで仲の良かった兄弟姉妹が、相続トラブルによって絶縁状態…なんてこと

周りで聞いたことありませんか?

「うちは兄妹みんな仲が良いから大丈夫!」と思っていても、

配偶者や同僚などの第三者から影響を受けることもあるかもしれません。

「うちに限って…」と思わずに、日頃から家族で話し合っておくことが大切だと思います。

さてさて、そもそも相続といってもピンと来ない方もいらっしゃるでしょう。

相続の対象となる財産は、故人がもっていた財産のすべてです。

預貯金などのプラスの財産、ローンなどのマイナスの財産のほか、保証人などの「財産に関する契約上の地位」も含まれます。

相続人は相続放棄や限定承認をしない限り、これらすべてをひっくるめて相続しなくてはなりません。

【プラスの財産】

預貯金、株などの有価証券、土地、建物、田畑・山林などの不動産、自動車など

【マイナスの財産】

住宅ローンなどの借入金、未払いの税金や医療費、クレジットカードなどの未決済分、損害賠償等の債務など

【財産に関する契約上の地位】

売買契約による売主・買主としての地位、賃貸人・賃借人としての地位、保証人としての地位など

「明日もし母に不幸があったら…」と私も自分に置き換えて考えてみましたが、

何がどこにあるのか、さっぱり分からないです…。

通帳や印鑑ってどこにあるんだろう?土地と建物って誰の名義になってるの?

葬儀はどこでやればいいんだろう?宗派とかあったっけ??

っていうか、にゃんこたちどうしよう!私5匹養えるかな(>_<)

・・・なんて、次々にいろんな不安が出てきてしまいました。

元気なうちに、何がどこにあるのか、どうして欲しいのか、よく聞いておかないとですね。。。

相続はいつか必ず発生します。

そのときになって慌てることのないよう、相続の基礎知識を持ち、

事前に家族で話し合っておくことが大切ですね!

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