2014年3月3日 / お役立ち情報 火災保険の選び方
こんにちは、ネクサスの保険と相続の相談窓口水戸店 損保担当の中島です。
今回は火災保険についてお話させて頂きます。
火災保険は家やマンションを購入したとき必ず契約しますよね。 ほとんどの方が、火災保険は住宅ローンを借りた銀行や不動産会社から勧められて契約しているんです。
しかし、火災保険も生命保険と同様、保険会社を選び補償を選ぶことができるのをご存知でしょうか? 事故が起きたとき「支払ってもらえなかった」なんてことが起きないように、契約内容はしっかり確認しておきましょう。
すでにご契約している方も、見直しのヒントが見つかるかもしれませんので、証券を確認してみてください。
それでは、複雑な火災保険をどう選べばいいのか分からないという方に、簡単なポイントをご紹介します。
まずは、火災保険がどういったときに支払い対象になるのか? 「火災のリスク」 ①火災、破裂・爆発、落雷
「自然災害のリスク」 ②風災、ひょう災、雪災(台風や竜巻、豪雪、雪崩など) ③水災(洪水や土砂災害など)
「日常災害のリスク」 ④外部からの物体の衝突(自宅の塀を車で当て逃げされたなど) ⑤騒じょう、集団行動・労働争議伴う暴行(労働ストライキで家が壊されたなど) ⑥給排水設備の事故などによる水濡れ ⑦盗難 ⑧偶然な事故による破損(模様替えをしていて壁に穴を開けてしまったなど)
一概に火災保険と言っても火災以外にこんなに補償してくれるんです。
②以下はお客様のご自宅の立地条件によっては補償を外すことが可能ですので、必要な補償だけを選び、保険料を安く抑えることができます。
では、どうやって補償をきめていくのか? こちらは各市区町村が発行している「ハザードマップ」というものをご確認下さい。 ハザードマップとは、自然災害による被害を予想し、その被害範囲を地図化したものです。 河川洪水、土砂災害、地震(液状化現象など)、津波、高潮、火山災害の被害予想地域が各市区町村のホームページに載っていますので、 ご自宅がこれらの地域に該当していないか必ずご確認下さい。
次に、免責金額(自己負担額)の設定です。 免責金額を付ける事で保険料は安くなりますが、事故が起きたとき設定した免責金額が差し引かれてのお支払いとなるため、 基本的には自己負担額なしで選ぶことをオススメします。
特に注意して頂きたいのが、②の風災、ひょう災、雪災のお支払い条件です。 各社設定条件が違っており、20万円以上の被害額でないとお支払い対象とならないものや、10万円の免責金額が付いていたりと異なります。
例えば、台風の被害で屋根が壊れて15万円の修理費用がかかったとします。 しかし、20万円以上の被害額でないとお支払いの対象とならない契約のため、1円も補償してもらえなかったというケースが。 最近、全国的に台風や竜巻、ひょう被害、雪の被害が多く見受けられますので、これらを考えるとこちらも自己負担なしの契約に変更することをオススメします。
最後に地震保険ですが、どこの保険会社も同じ補償、同じ保険料ですので、火災保険と一緒に契約することとなります。 地震保険のかけ方も、建物の金額の30%~50%までとなっており、保険期間は5年以下までは同期間、6年以上は、1年か5年で設定できます。 5年契約の場合、5年後に5年分の地震保険料がお支払いとなりますので、忘れないようご注意下さい。
火災保険・地震保険の選び方のポイントは以上となります。
火災保険のご相談も、お近くのネクサスの保険と相続の相談窓口へどうぞ。 お客様のご希望に沿った保険をご案内致します!
2014年3月3日