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2014年1月13日 / お役立ち情報 年金制度の仕組み

 年金制度の仕組み

こんにちは。水戸店 成田です。
新年明けましておめでとうございます。
本年もスタッフ一同、皆様のお役に立つ情報をどんどん発信していけるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。

さて、今年第一回目は年金のお話です。
メディアでも頻繁に取り上げられる年金問題… 不安を感じられている方も多いと思います。

「どうせ払ってももらえないんでしょう?」という声をよく聞きます。

そもそもわが国の年金制度とは、どのような仕組みをとっているのでしょうか?
公的年金には積立方式と賦課方式があり、現在日本の年金制度は個人が納めた保険料を積み立ててその運用益とともに個人に返す(=積立方式)のではなく、現在の現役世代の納める保険料によって現在の高齢者の年金給付を賄うという、「世代と世代の支え合い」、すなわち世代間扶養の仕組み(賦課方式)によって成り立っています。

ということは、受給者である高齢者の数に対して現役世代の数が多い方が圧倒的に有利ということですね。そして現在日本は高齢化に向けて一直線…

確かに昔は「悠々自適の年金暮らし」などという言葉をよく聞いたものですが、最近聞きませんね。
そして今後益々状況は苦しくなっていくことでしょう。

下記表は、65歳以上の老年人口1人を15歳から64歳までの生産年齢人口何人で扶養するかを表したものです。
資料出所:日本の将来推計人口|国立社会保障・人口問題研究所(平成14年1月推計)

無題

なんと!現在30歳の人が年金を受給する頃には、2人の高齢者を現役3人を支えなくてはいけません。すごい重圧ですね…果たしてこの状況でどのくらいもらえるのか不安になりますね。

ただ、この制度もデメリットばかりではありません。世代間扶養の仕組みをとっているからこそ、賃金や物価に応じて給付額をスライドできたり(インフレ対応)、受給権者が亡くなるまで年金を支給できたり(終身年金)、というメリットもあります。また、万一の場合の障害・遺族年金の支給も可能です。

さらに、公的な制度であるからこそ給付費などに対する国庫負担が行われること、支払った保険料は税制上、所得から全額控除されること(社会保険料控除)など、国の制度ならではの利点もあります。

折角ですから利用できる制度は有難く利用しながら、出来る範囲での自助努力をしていくというのが現状ベストの選択なのではないでしょうか?
自助努力の部分は貯蓄ということになりますが、そうはいってもなかなか難しいのが現状ですよね。

ここでご提案したいのが、保険等の金融商品を上手に活用して貯蓄と同じもしくはそれ以上のメリットを受けることです。

ちなみに保険ならではのメリットは、①万が一の時の保障を同時に得られる ②利率の良い商品が多い ③税制控除がある ④途中で取り崩しにくいので無理矢理(?)貯めることができる…等々。

詳しくは、是非私共保険クリニックにご相談下さい!

2014年1月13日

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